●しもやけを克服
小さいころから虚弱体質でかなり重症な冷え性のKさん(40代後半)、
子供の頃からずっと大人になっても毎冬手足の指にしもやけができていました。
Kさんは、いつも足裏・手のひらに大量の汗をかきます。
1日履いていた靴下は、ぞうきんのようにしぼれるくらい。
でも子供の頃からずっとそうだったので、
これは体質で変わらない、とあきらめていました。
この汗は、自律神経の乱れによるもの、
Kさんは、体質的に自律神経が不安定だったようです。
ただでさえ冷え症の上に、大量にかいた汗で、さらに冷えが悪化する、
そしてしもやけができるという悪循環。
そんなKさんが意を決して定期的に鍼灸治療を受けるようになりました。
毎回の治療で、手先足先をホットパックで温め、お灸をし、コウケントー(カーボン灯)をあて、
あらゆる手を尽くして温め血行を改善しました。
Kさんは治療のたびに大量の汗をかきました。治療をして出てくる汗は冷えがある証拠。
冷えは汗とともに出て行きます。
鍼灸治療では、ただ温めるだけではなく、お灸や光線、マッサージなどの刺激を与えることで末端の組織が活性化します。
そして全身治療も行っているので、より効果的に血流を良くすることができるのです。
正直申し上げて、しもやけができるほどの末端冷え性は、簡単には改善しません。
ちょっと温めるくらいではなかなか成果が上がりません。ほんとにガッチリ治療します。
たぶん素人さんではなかなかここまでできないと思います。
Kさんは自分でもしもやけ解消のために取り組みました。
Kさんが取り組んだことは、
・お風呂に入る。それまでシャワーですませることが多かったそうです。
・末端のお灸。せんねん灸を使っています。
・腹巻やレッグ
ウォーマーなどをする。
・乾布摩擦。
・こまめに手の指をさする。
どれも冷え性改善のためには基本的なことと言えます。でもそれが大切なんです。
「そんなに懸命にやったわけでなく、むしろ体が温かくなっていくことが心地いいし、
体が喜んでいるのがわかるので、やりがいがありました。」
とおっしゃってました。
こうして鍼灸治療とセルフメンテナンスを続け、治療を初めてから1年半たった冬はしもやけができなかったのです!
Kさん曰く
「ものごごろついた頃から毎年できていたのに、しもやけができないなんて、
私にとってものすごく画期的なことなんです。信じられません!」と大喜び。
しもやけ治療のポイントのひとつは、しもやけができていない季節:春夏秋も治療を続けること、
むしろしもやけができていない季節こそ治療のチャンスと言えます。Kさんもそうやってきました。
春夏秋にどう治療をするかで、次の冬がちがってくるのです。
これはしもやけだけではありません。手先足先の末端が冷える方みなさんにおすすめします。
さて、その後もKさんは鍼灸治療を続けています。しもやけが改善しただけでなく、
虚弱体質から脱却、自律神経も整い、さらに健康度がアップしています。
以前のKさんは、会う人会う人に「具合悪そうね、どこか悪いの?」と言われていたそうですが、
最近では周りの人から「いつも元気そうね。」「もともと健康なのね。」と言われるそうです。
「この私がそんなふうに言われるなんて、自分でびっくり!」と、kさんはうれしそうにおっしゃっています。
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お灸で使用しているもぐさ。ひねるお灸用のもぐさで最高級のものを使用しています。
症状によってせんねん灸を使用することもあります。
光線療法用のカーボン灯(コウケントーとも言います)80年以上も前から存在している知る人ぞ知る光線治療器具。腰痛、肩こり、内臓疾患、皮膚疾患、健康増進とさまざまな症状に使われる、人が本来持っている自然治癒力を引き出すものです。難病で治療法が無い人の最後の頼みの綱とも言われています。