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●五十肩・四十肩(肩関節周囲炎)

五十肩(四十肩)とは、特定の原因がなく肩関節周囲に炎症が起こり、痛みや運動制限が伴う症状のこと。 医学的には「肩関節周囲炎」といいます。また、五十肩と四十肩の違いは特にありません。だいたいこのくらいの年齢になると発症することが多いので、そう呼ばれるようになったようです。

急性期

五十肩を発症してすぐの頃で、 痛みもかなり強く、炎症を起こし熱を持っている状態。 動かすだけで激痛、動かさなくても痛くてたまらない、夜寝ていると痛みで目が覚める、 こんな時は無理をすると返って悪化してしまいます。

熱を持っている場合は、炎症を抑えること。冷やして下さい。 そして、できるだけ安静。重い物は持たない、なるべく肩を使わないようにします。

マッサージは、さする程度で、血液の循環を良くするように。肩関節周辺だけでなく、腕、手の方まで行います。 強い刺激を与えると、炎症を促進させてしまうこともあります。

安静と言っても全く動かさないでいると、固まってしまい、治りが悪くなります。 米国の医師コッドマンが考案した「振り子体操」という体操があります。 別名「アイロン体操」とも言われ、これは五十肩には超有名な体操!

おもり(アイロン)を持って、ななめ45度くらいの前かがみになり、 前後と左右に振り子のように腕を動かします。 腕とおもりの重みで自然に腕が引き下げられ、動かすときの痛みが軽減。 急性期でもこの運動を、1回につき前後10~20 回、左右10~20回を 一日2、3セットくらい行うことをおすすめします。

鍼灸治療では、痛みを軽減したり、炎症を抑えたりするのに役立ちます。また急性期からの脱却も早くなります。

慢性期

急性期から1~3ヶ月ほどすると、慢性期に移行。 肩の痛みも一段落。急性期の「刺すような痛み」は軽減。 しかし、まだ腕を動かすと痛いし、運動制限もある、 たまに急性期のような激しい痛みがある、という状態です。

この時期には、肩を温め、血行を良くし、筋肉を柔らかくすることが大事。 毎日、入浴したり、ホットパックやカイロなどで肩を積極的に温めます。ただし、触ってみて炎症がある時は、冷やして下さい。 使い過ぎた時などは、熱を持っていることがよくあります。 炎症がおさまったら、逆に冷えないように温めます。

また、運動も急性期より少し積極的に行いましょう。 動かさないでいると、固まってしまいます。

回復期

痛みや不快感がだんだんと少なくなり、手が動かしやすくなります。 ここまで来るには個人差があり、半年~1年、またはそれ以上かかる人もいます。

この時期は、痛みが消えて一番油断しがち、 肩を動かさないと癒着したための運動制限がいつまでも残ります。 もうひとがんばりです!!

五十肩の鍼灸治療

鍼灸治療では、肩の痛みを軽減したり炎症を抑えたり、肩関節周りの筋肉をゆるめ可動域を広げたりするのに役立ちます。 また、鍼灸治療を継続的に受けることで、回復までの期間が短くなったり、筋肉の硬縮を抑制することができます。

何もしない、湿布を貼るだけ、電気をあてるだけ、、、より、鍼灸治療を併用することで、みなさんとても良い効果が出てきます。



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こちらが通常使用している使い捨ての鍼。鍼は髪の毛くらいの細さの、鍼灸治療用鍼としては最も細い部類の物を使用しています。

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塩灸。厚さ1cmほどに敷きつめた塩の上にもぐさを置いて燃やすと、もぐさの熱が塩に伝わり、竹筒の底が温かくなります。これをお腹や腰にのせます。じんわり芯まで温まり、とても気持ちいい!


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