サイトマップ  お問い合わせ  HOME

●自律神経:交感神経・副交感神経

自律神経とは、簡単にいうと「自分の意思とは関係なく、自動的に働いてくれる神経」です。

たとえば、私たちは自分の意志で心臓を動かしたりすることはできません。 しかし早くなったり遅くなったり、状況に応じて適した動きが自動的になされます。 また物を食べると、胃や腸は自動的に消化活動を行います。 暑いから汗をかかなくちゃ、といって、自分の意志で「汗よ、かけ~」 というわけではありません。 身体にとって必要だと、自然に汗が出てきます。

いちいち心臓に、 「これから走るから、初めの1分は脈白80回/分、次に85回/分、90回/分…」 と指令を出していられません。 食べ物を食べた時、 「しまったあ、胃を動かすの忘れてた!今からでも間に合うかな」 というのも大変ですね。

自律神経は、生命維持にかかわるさまざまな機能を自動的にコントロール してくれているのです。 そのお陰で、走ることに集中できたり、食物を味わったりする余裕があります。 ありがたいことですね。

自律神経の中枢は脳の視床下部というところにあります。 そして自律神経は血管に巻きつくようにしてはりめぐらされ、全身の器官に分布しています。

自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があり、 両者はバランスをとりながら働いています。

交感神経

交感神経は、身体の活動が活発になると働く神経で、 基本的に日中の活動時は交感神経の方が優位に働きます。 また、興奮したり緊張すると優位になります。

動物は敵に狙われると、緊張がはしり、心拍数が上がり、一気に逃げ出します。 このとき優位に働くのが交感神経であることから、 交感神経は「闘争と迷走の神経」と呼ばれています。 強いストレスが加わり興奮した状態、この時優位になるのが交感神経です。

交換神経のおもな働きを上げてみましょう。
・心拍数を上げる
・血圧を上げる
・気管・気管支を拡張する
・瞳孔を開く
・消化器系の働きを抑制する

注目していただきたいのは、 他は機能を亢進させるのに消化器系だけは抑制です。

「敵に襲われたっ!逃げろ~っ!」 という時、心拍数が上がり、血流が活発になって血液は筋肉に集中し、 逆に臓器への血流は少なくなります。 この時、ゆっくり消化活動をするって雰囲気じゃないですよね。 交感神経が優位に働いている時、消化機能は低下する、ということです。

副交感神経

副交感神経は、心身ともにリラックスしている時働く神経で、 夕方から夜にかけて休息時に優位になります。

副交感神経は、消化液の分泌を促したり、腸管を活発に動かす一方で、 血圧を下げ、心拍や呼吸を安定させます。 睡眠に導くのも副交感神経の働きです。 副交感神経のおもな働きをまとめてみましょう。
・心拍数を下げる
・血圧を下げる
・気管・気管支を収縮させる
・瞳孔を閉じる
・消化器系の働きを促進する

ちょうど交感神経と逆の働きになります。



< 戻る

営業のご案内

営業日 月~土曜日
  11:00~21:00
  最終受付19:30
定休日 日曜日

代々木駅東口徒歩3分
新宿駅南口徒歩7分
※新宿高島屋・東急ハンズの すぐ近くです。

新宿御苑

青山鍼灸院は、代々木駅徒歩3分・新宿駅南口徒歩7分という便利な所にあるマンションの一室の小さな鍼灸院。鍼灸院の窓からは新宿御苑が見えます。そのせいか都会の真ん中とは思えないくらい静か。マイナスイオンもたっぷり流れてきています。

bedbedベッドは2台。ベッドとベッドは離れているので、早めにいらしていただいた時は、ベッドでお待ちいただけます。

鍼

こちらが通常使用している使い捨ての鍼。鍼は髪の毛くらいの細さの、鍼灸治療用鍼としては最も細い部類の物を使用しています。

灸

お灸で使用しているもぐさ。ひねるお灸用のもぐさで最高級のものを使用しています。


青山鍼灸院HOMEこのページのトップ