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●ぎっくり腰

ぎっくり腰は、何かのきっかけで急激に(ギクッと)発症した腰痛のことで、 医学的な診断名ではなく、一般的な名称です。

ぎっくり腰が普通の腰痛と違うのは、損傷だということ。 筋肉のこりとは違うのです。 ですから、筋肉を揉みほぐせば良くなるというものではありません。 ご注意下さい。

では、何が損傷するのか?
それは、腰や骨盤の筋肉、筋膜、じん帯、軟骨(軟部組織)などです。 ただし、レントゲンを撮っても、損傷した場所が映るわけではありません。

ギクっとやった瞬間があるのですが、 もともと腰に負担がかかっていて、 筋肉、筋膜、じん帯、軟骨(軟部組織)が弱っているところへ、 とどめにギクっとなったのがぎっくり腰です。

ぎっくり腰になったら

ぎっくり腰になったら、まずは安静です! と言っても、動けないでしょうから、安静にするしかありません。 人によっては、ギクっとやった時の姿勢から2時間ほど動くことができなかった、ということもあります。

ぎっくり腰は、筋肉、筋膜、じん帯、軟骨(軟部組織)などの損傷です。傷です。 傷と言うものは、動けば動くほど広がり、深くなり、また炎症も悪化します。

なるべく楽な姿勢で横になりましょう。 痛みがおさまるまで、横になって、出来るだけ動かないようにします。 (痛みがおさまるのには個人差があります。) 損傷しているということは炎症もあるので、冷やして下さい。

ある程度痛みがおさまり、動けるようになったら、 専門機関を受診することをお勧めします。 また、以下のような症状がある場合は、必ず病院で受診しましょう。
・横になって数日たっても、痛みが引かない、痛みが増していく
・発熱、冷汗が出る
・下肢のしびれや脱力感(麻痺)がある
・排尿、排便の異常がある

ぎっくり腰に鍼灸治療は有効です

・治るスピードが早くなる
鍼灸治療は、人が持っている自然治癒力を高める治療です。 ですから、損傷した組織を修復する力を、 何もしないでいるより高めることが出来ます。 また、痛みを緩和する作用もあります。

・再発しにくい腰にする
ぎっくり腰はクセになりやすいと言います。 一度損傷した場所は硬くなって弾力性が低下します。 そもそもぎっくり腰になる人は、普段から腰に負担がかかりやすい要因を持っています。 ですから、ぎっくり腰が良くなっても、同じ生活をしていれば、 また、以前損傷した硬い部分に負担がかかり、 大きな力が加わった時ギクっとなりやすいのです。

鍼灸治療を受けることで、 損傷した組織が硬くなり弾力性が低下するのを防ぐことが出来ます。

ぎっくり腰で気をつけていただきたいことですが、 「痛みが引いて、道半ば」ということ。 痛みが引いたからといって、損傷した組織が完璧に修復されているとは限りません。 こんな時調子に乗って無理をすると、再びギクッ!というようなことにならないよう、お気をつけください。

ギクッとやっていないぎっくり腰

だんだん腰の痛みがひどくなり、 ギクっという決定的な瞬間がないのに、ぎっくり腰のようになる、 これも一種のぎっくり腰です。

もともと負担がかかり弱っていた腰の筋肉、筋膜、じん帯、軟骨(軟部組織)などに、 徐々に、徐々に、亀裂が入り、損傷していったのです。 金属疲労みたいな感じですね。 対処方法は、通常のぎっくり腰と同じです。

ぎっくり腰ではないと思って、強揉み指圧・マッサージを受けると、 さらに組織の損傷をひどくし悪化することがありますので、ご注意下さい。



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