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●筋肉のこり

マッサージを受けて、その時は気持ちがいいのだけど、またすぐにもとどおり、 ということはありませんか? なぜでしょう。

肩こりを例にとってみていきます。こっているところをマッサージされると、とても気持ちがいいものです。血液の循環がよくなることで、老廃物の流れがよくなり、硬くなっていた筋肉もほぐれていくわけです。ところが次の日仕事が終わると、また肩こり!

確かに局所をマッサージされれば、その時は楽になります。ところがその人は、肩こりを引き起こす要因を持ったままなわけです。 では代表的な要因とその解決法をみていきましょう。

瘀血(おけつ)体質

これは「血液の循環が阻害されやすく、筋肉が硬くなりやすい傾向をもっている」ということです。このような体質を東洋医学では「瘀血(おけつ)・瘀血体質」といいます。 東洋医学に基づいた鍼灸治療で「瘀血(おけつ)体質」を改善することができます。また漢方薬も有効です。(漢方を服用する場合は、漢方専門医に診てもらいましょう)

※参照:瘀血(おけつ)

目の疲れ・使いすぎ

目の疲れから肩がこるということがよくあります。OA機器を使用することがますます多くなってきた現代人は、目を非常に酷使しています。目が疲れると、頭部の血液循環が悪くなり、頭痛がすることもよくあります。そして首や肩の循環も悪くなり、筋肉も硬くなります。

鍼灸治療では、肩周辺だけでなく、目の周り、頭部、首、腕、背中の循環をよくします。また目の働きは、東洋医学では「肝」という機能が主っています。「肝」の機能を向上させる治療を同時に行います。

姿勢の悪さ・アンバランス

デスクワークばかりしていると、首が前にたれ、猫背になりやすいものです。猫背になると 背中側の筋肉は、いつも引っ張られ緊張していることになります。 また、片方の肩ばかりで荷物をもつ、いつも同じ方向に足を組むなど、気づかないうちに偏った 使い方をしていることがよくあります。どちらかの肩だけこるという人は要注意。

長時間同じ姿勢をとって仕事などをする場合は、時間をみはからってストレッチをしたり、軽く動いたりしましょう。 偏った使い方をする人は、バランスよく使うよう気をつけましょう。また全身の気の流れを 整えることにより、姿勢改善のプラスになります。

内臓の反応

背中には内臓のつぼがたくさん並んでいます。西洋医学的に病気と診断されたわけではないけれど、内臓が疲れていたり、弱っているという人はたくさんいます。その反応が背中に現れるのです。背中のこりから肩がこる、または肩こりを助長させるということがあります。

内臓疾患を伴う場合は、必ず専門医にみてもらい、治療をする必要があります。しかし医者ではなんともないと言われたけど、という場合、鍼灸治療はとても有効です。 また鍼灸治療は「未病を治す」ということに適した治療法です。

精神的ストレス

ストレスがからだを緊張させ、その緊張がまたストレスを増加させるというように、ストレスは悪循環を繰り返しやすいのです。それをどこかで断ち切りたいものです。 東洋医学は感情も含めた治療法です。2000年以上も前から、精神的なものが、 からだに多いに影響を及ぼすといっています。 また、なにか自分なりのストレス解消の手段を持つことをおすすめします。

マッサージや指圧は強い刺激のほうが、より効くの?

強すぎる刺激は、かえって筋線維を痛めることになり、こりを助長させることになりかねません。事実、はじめは弱い刺激でも十分だった人が、強いマッサージをされるにつれ、その刺激になれ、また強もみでないと満足しないようになりました。そしてその人の筋肉は、はじめのころより さらに硬くなってしまいました。こりを改善するはずのマッサージが、より硬いこりを作ってしまったようなものです。

マッサージや指圧の刺激の強さは、気持ちいいと感じるくらいがよいでしょう。そのほうが神経や気持ちもリラックスしていきます。また、マッサージや指圧だけでこりをとるのではなく、 鍼灸治療を併用すると、より効果的です。



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こちらが通常使用している使い捨ての鍼。鍼は髪の毛くらいの細さの、鍼灸治療用鍼としては最も細い部類の物を使用しています。

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塩灸。厚さ1cmほどに敷きつめた塩の上にもぐさを置いて燃やすと、もぐさの熱が塩に伝わり、竹筒の底が温かくなります。これをお腹や腰にのせます。じんわり芯まで温まり、とても気持ちいい!


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